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【活動報告】10周年企画「映画をつくろう!の映画」が終了しました。

「映画をつくろう!」活動10周年を記念して開催された「映画をつくろう!の映画」が3月29日(水)に終了しました。

参加者⼀⼈⼀本の脚本(15~20分)を完成させることを目標に、第一線で活躍されている袋井市出身の映画監督、池田千尋さんと月見の里学遊館、中高生10名の参加者自宅をzoomで繋げて、5、6月の計5回ご指導いただき、10本の脚本が完成しました。その中で、新井誠太さんの脚本「玄冬」が選ばれ、その脚本をもとに、プロとして活動している映画スタッフの皆さんと共に春休みに映画の撮影を行いました。

3月4日のオリエンテーションで10名の中高生撮影スタッフの顔合わせがあり、24日、25日には撮影に向けての準備を行いました。カフェの雰囲気を出すメニューや小物を作ったり、衣装を合わせたり、中高生撮影スタッフが何度もLINEでやり取りを行いました。新しい機材の使用方法や、オーディションで決定した出演者とのリハーサルなども実施し、撮影に向けてチームワークもできてきました。

撮影場所は、磐田南高等学校の体育館や袋井市内の公園、メロープラザなどをお借りし、3日間で行われました。

監督、カメラマン、音響、録音、演出などチームに分かれて自分たちの仕事に取り組みますが、重い機材を運んだり、困った時は皆で協力して映画づくりを行いました。

このワークショップは、中高生が自分たちの頭で考え、行動するということを大切にしているため、参加者の中高生は悩んだり、壁にぶつかることもありました。特に、監督と脚本を担当した新井さんは、演者へどんな演技をしてほしいか共有したり、カメラマン担当の中村さんとどんなアングルで撮るかなど細かいことを考えなければならず、ほかのメンバーよりも早く来て撮影に向けて準備していました。

これまで見たことのない機材を使って、本格的な撮影となりましたが、小学生から参加してきた中高生がこれまでの経験をもとに見事な動きを見せたり、初めての参加者もすぐにほかのメンバーと打ち解けて、撮影も無事に終了することができました。また、オーディションで選ばれた出演者の皆さんも事前に渡された脚本をしっかり頭に入れ、すぐに監督の指示に対応するなど大人顔負けの演技を魅せてくださいました。そして、たくさんのエキストラ参加の中高生も協力してくださり、あっという間の3日間となりました。

終わった後も、編集作業などが続いています。上映会は夏ごろを予定していますので、10年の集大成となった作品をぜひ楽しみにお待ちください。

映画をつくろうの活動についてはこちらをご覧ください↓

主な事業・団体紹介|袋井市月見の里学遊館 オフィシャルサイト (tsukiminosato.com)

(89) 映画をつくろう! の放送室 – YouTube

 

 

2023.04.11