6月4日(日)にモルゴーア・クァルテットコンサートを開催しました。
第一ヴァイオリンに荒井英治さん(元東京フィル ソロコンサートマスター)、第二ヴァイオリンに戸澤哲夫さん(東京シティ・フィル コンサートマスター)、ヴィオラに小野富士さん(元NHK交響楽団次席ヴィオラ奏者)、チェロに藤森亮一さん(NHK交響楽団 首席チェロ奏者)をお迎えし、前半はハイドン、ショスタコーヴィチのクラシック演奏、後半はプログレッシブロックの「キング・クリムゾン」「ピンクフロイド」などの名曲をメンバーの荒井さんが編曲され、迫真の演奏を披露されました。
弦楽器で奏でられたプログレッシブロックの名曲は、アナログの楽器で奏でられているにも関わらず、時に電子音のような音色に聴こえたり、激しさの中にメロディアスな部分もあり、弦楽器の新しい世界を見ることができました。演奏される皆さんも、一般的なクラシックコンサートでは見ることができない熱演で、体を前後に大きく動かされ、リズムを刻んでいました。会場の半分以上のお客様はプログレッシブロックを初めて聴かれた方だったと思いますが、素晴らしい音楽は誰にでも伝わるということが証明されたコンサートで、日本屈指のメンバーが奏でる新しい世界に会場全体が惹き込まれていました。そして、何より、プログレッシブロックを愛するモルゴーア・クァルテットの皆さんの情熱が伝わってくる演奏でした。
また、モルゴーア・クァルテットの荒井さんからは、コンサート中のトークで「音響の素晴らしいホールです」と、うさぎホールをご紹介いただきました。コンサート中に奏でられた本当に小さな音色まで届けることができる、このホールならではの演奏を聴くことができました。
本コンサートは三井住友海上文化財団様の助成により、特別料金にて開催することができました。改めて御礼申し上げます。
そして、当日は、完売となりたくさんのお客様にご来場いただき、有難うございました。
2023.06.09
12月18日(日)に「みんなで楽しむクリスマスコンサート うさぎオーケストラ&合唱」を開催しました。
4回目となる今回は、3年ぶりにオーケストラ演奏で開催することができました。袋井市の小中学校にて毎年演奏をお届けしている「うさぎオーケストラ」と常設の合唱団「月見の里こうさぎ合唱団」、袋井で練習を重ねる「合唱団ふくろう」、掛川の「女声合唱団花みずき」のメンバーが出演しました。
一部はオーケストラ演奏としてハチャトゥリアンのガイーヌ組曲などを袋井市出身の指揮者島野泰史さんの指揮でお送りし、弦楽器、金管、木管、打楽器による迫力あるオーケストラを披露してくださいました。二部は合唱でこうさぎ合唱団による「かぜよふけふけ」や2月26日に開催する市民音楽劇テーマソング「耳をすまして」、合唱団ふくろうの「リフレイン」、男声合唱による「ウルトラマンメドレー」など名曲からポップスまで幅広い歌を披露してくださいました。
今年は、合唱の人気曲「ほらね」を、オーケストラバージョンでお送りし、歌とオーケストラによる共演を果たしました。
コロナ禍で合唱もオーケストラも練習やコンサートを思うように開催できない日が続きましたが、今年はようやく、共演により大きなハーモニーをお客様にお届けすることができました。
当日は大変多くのお客様にもご来場いただき、有難うございました。
2022.12.23
10月22日に開催した「丸野綾子が魅せるドラマティックタンゴ」コンサートが無事終了いたしました。
当日はピアノ、バンドネオン、コントラバス、ヴァイオリンの演奏とKazzmaさんの歌と
エンリケ&Rikaさんのダンスを交え、盛大に開催されました。ピアソラ作曲のリベルタンゴやオブリビオン等約20曲の演奏と歌とダンスで観客を魅了し、2時間のステージがあっという間に終了してしまいました。
ご来場いただきましたお客様には、これからも学遊館自主事業にご来場くださいます様お願い申し上げます。
2022.10.23
10月1日(土)に、月見のカフェコンサート(クラシック)を文字・文/ものづくりのワークショップルームにて開催しました。
今回は同月10月23日(日)に行われるフランス料理のワークショップ「極上のフレンチ」のコラボとして「クラシックで旅するフランス・ヨーロッパ」というテーマで開催しました。当日のプログラムはフォーレやドビュッシー、マスネといったフランス人作曲家の作った楽曲を中心に組み、コンサート当日は極上のフレンチで講師をつとめる小久江次郎氏の紹介パネルを会場入り口に設置。音楽と料理という違ったジャンルでフランスを楽しめる、そんなコラボとなりました。
当日はゲスト出演者の原美千代様のYouTubeチャンネルの生配信もあり、熱のこもった演奏を皆様に楽しんでいただけたかと思います。
月見の里学遊館では、気軽に生の演奏に触れる場としてカフェコンサートを開催しています。次回はノスタルジックな音色が楽しめる二胡のカフェコンサートを1月21日に開催予定です。皆様のお越しをお待ちしています。
<10月1日(土)の月見のカフェコンサートの様子>
2022.10.10
12月12日(日)に「みんなで楽しむクリスマスコンサート うさぎ弦楽合奏&合唱」を2年ぶりに開催しました。
3回目となる今回も袋井市の小中学校にて毎年演奏をお届けしている「うさぎオーケストラ」の弦楽メンバーと昨年7月から常設の合唱団となり、練習を重ねたこども合唱団「月見の里こうさぎ合唱団」、袋井で練習を重ねる「合唱団ふくろう」のメンバーが一緒に出演しました。
一部は弦楽合奏として「チャイコフスキーのくるみ割り人形」をお話しとともにお送りし、二部は合唱でこうさぎ合唱団による「歌はともだち」や令和5年度に開催予定の市民音楽劇テーマソング「耳をすまして」、合唱団ふくろうの「いのちの歌」、そして、大人とこども合唱団の共演による「ほらね」などをお届けしました。
「ほらね」の歌詞には今の私たちが勇気づけられる歌詞がたくさんあり、こどもたちの生き生きとした声と大人合唱団の美しい声のハーモニーに思わず涙が出そうになるときがありました。
今年は舞台上の密を防ぐため、金管、木管、打楽器などの編成を加えず弦楽合奏とし、弦楽合奏と合唱の共演も極力短くしてお届けすることになり、例年のような大編成での出演はできませんでしたが、コロナ禍でも、お客様の目の前で音楽をお届けすることができ、ほっとしています。
コロナが収束した時には、また、オーケストラ編成や学生の皆さんも合唱で参加するコンサートを開き、皆様に大きなハーモニーをお届けできればと思います。
2021.12.15
月見の里学遊館主催で、毎年、袋井市の小中学校をプロのオーケストラである「うさぎオーケストラ」が訪問して、こどもたちの目の前で演奏します。
今回は浅羽北小学校の体育館で2回に分けてコンサートを開催しました。
コロナ前のコンサートは大勢の子供たちの前で演奏でき、こどもたちの歌との共演や指揮者体験などもできましたが、今年はコロナ禍ということで、演奏者を減らしたり、時間も短くしての公演となりました。それでも、こどもたちは熱心に音楽へ耳を傾け、様々な種類の楽器から出る音色やハーモニーを楽しんでいました。
通常のコンサートができる日を楽しみに、3年前の映像もアップします。どうぞご覧ください。
2021.06.29
5/8,9に開催した『風薫るてしごとフェス』の様子を書いた記事をFacebookにアップしています。
コンサート、ワークショップを同時開催するクラフト出店イベントです。
2021.05.17
3月13日(土)に、「月見の里カフェコンサートvol.43(ジャズ)」を開催いたしました。
今年度は5月に予定していた「月見の里カフェコンサート(ジャズ)」がコロナ禍で中止になり、一昨年11月30日に開催して以来の、久々のジャズコンサートとなりました。
当日は横原由梨子氏、加藤雅史氏、小関信也氏を迎え、テナーサックス、ベース、ピアノといったシンプルながら音が際立つ編成で、豊かな演奏を聴かせてくださいました。ご来場の方々からは「久々の生演奏に感動した」というご意見をたくさんいただきました。
新型コロナ対策で参加人数を最小限に抑えての開催となりましたが、おかげさまでたくさんの方々にご来場いただきましてありがとうございます。ご出演いただきましたミュージシャンの皆様にも感謝申し上げます。
2021年5月29日(土)には「月見の里カフェコンサートvol.44(クラシック)」が開催されます。コロナ渦の中ではありますが、ご機会あれば生演奏の響きを是非味わってみてください。
「月見の里カフェコンサートvol.44(クラシック)」詳細はこちら
2021.03.20
3月、4月のほとんどのイベント、コンサートは中止となりました。また、月見の里学遊館でコンサートやイベントを開催できる日を願って、昨年12月7日に開催しました「みんなで楽しむクリスマスコンサート」の動画をアップします。
後半部分でカメラの故障のため音が途切れるところがありますので、予め、ご了承ください。
【一部:オーケストラ】演奏:うさぎオーケストラ 指揮:島野泰史
司会:久米雅子
【二部:合唱】合唱指導・指揮:雪嶋恵美子 高校生合唱指導:染葉亮子
ピアノ:堀内光太郎
合唱:こうさぎ合唱団 合唱団ふくろう 磐田西高等学校
【三部:オーケストラと合唱の共演】
2020.03.29
1月25日、26日に宝塚OG公演の「ブルーモーメント」を開催しました。
「ブルーモーメント」は、月見の里学遊館うさぎホールから公演が始まり、その後、全国約20か所にて上演されたあと、今回5年ぶりに袋井へ戻ってきました。
宝塚で磨かれた華麗な歌と踊りに加え、OG公演でしか聞けないようなトーク、客席での握手、ハイタッチなど、出演者の皆さんの温かさや親しみやすさが伝わる公演となり、多くのお客様の心をとらえていました。また、前回の袋井公演から、舞台上にも様々な改良がされ、階段にイルミネーションがついたり、照明や内容も大きく変化していて、まるで宝塚歌劇場に来ているようだというご感想もいただきました。
再演を望む声も多く、また、うさぎホールにて素晴らしい公演を観られることを楽しみにしています。
2020.02.10