月見の里学遊館開館20周年を記念して始動した「市民音楽劇プロジェクト」が第2期演技参加者を募集し、5月末から活動を始め、2月24日にはメロープラザにて音楽劇「月のうさぎ」の音楽や音に焦点をあてた「月のうさぎコンサート」を開催しました。
第一部では、アンサンブル・ムジーク浜松さんの室内楽に合わせて、「月のうさぎ」のせりふ劇と効果音を月のうさぎ演技チームが、劇中のダンスを月のうさぎダンスチーム、歌を月見の里こうさぎ合唱団が披露しました。今回も、本番まで間に合うか心配されたなか前日まで何度も練習しましたが、こどもたちは本番で一番素晴らしいパフォーマンスを見せ、こどもの大きな力を改めて感じました。また、皆で意見を出しながら考えた効果音も担当し、下手と上手を行ったり来たりしながら、昨年の音楽劇とは違った角度で「月のうさぎ」を見せてくれました。
第二部では、普段、月見の里学遊館で練習している成果を月見の里こうさぎ合唱団、月見の里ゴスペルクワイア、月見の里混声合唱団がそれぞれ披露してくださいました。
また、スペシャルゲストとして、吉川晃司さんのコーラスなどを担当している歌手のクロエ・キブルさんをお呼びし、素晴らしい歌声と「Moon Rabbits」の生バンド演奏、こどもたち渾身のダンスにより、月のうさぎのテーマソング「What can you do?」をライブで上演したあと、クロエさんと月見の里ゴスペルクワイアの共演で名曲「Lovely Day」を歌ってくださいました。
第二部の一つの見どころは、第九と「JoyfulJoyful」という同じ曲から生まれた違ったジャンルの曲を聴いていただくことでした。月見の里混声合唱団とアンサンブル・ムジーク浜松の演奏による「第九」のあと、「JoyfulJoyful」を演奏するのですが、その間に、クロエさんのレクチャーによりお客様と一緒に歌でハーモニーをつくり、会場が一体となる演出がありました。突然のレクチャーにも関わらず、素晴らしい歌声を披露したお客様にクロエさんも、とても嬉しそうに「パーフェクト!」と応えていました。
今回も、月見の里学遊館で活動している、大人からこども、プロのアーティストと地域の皆さん、異ジャンルで活動する皆さんが一つのコンサートを創り上げてくださいました。
月見の里学遊館を中心に活動してくださっている地域の出演者の皆様、第一部、第二部と盛りだくさんの内容にも関わらず熱心に準備してくださった制作者の皆様、講師の皆様、こどもたちが1年で大きくなり衣装のサイズ直しや新しい衣装を作ってくださった衣装担当の皆様、空に浮かぶ素敵な月をはじめ、舞台美術を作って作ってくださった皆様、プロとして公演を盛り上げてくださった出演者の皆様、舞台技術の皆様、毎回の送迎や自宅での練習を見守ってくださった保護者の皆様、効果音楽器のものづくりワークショップで参加された皆様やボランティアの皆様など、多くの方にご支援いただきました。有難うございました。
令和7年度春には、第2回音楽劇を開催する予定です。今後も、こどもたちをはじめ地域の皆さんが主役のこの活動にたくさんの応援をお願いします。
月見の里音楽劇プロジェクト|イベントガイド|袋井市月見の里学遊館 オフィシャルサイト (tsukiminosato.com)
助成:一般財団法人 地域創造
★第一期の開館20周年記念 市民音楽劇プロジェクトの詳細はこちらをご覧ください↓
市民音楽劇プロジェクト について|お知らせ|袋井市月見の里学遊館 オフィシャルサイト (tsukiminosato.com)
2024.02.28